TOP > 読み物 > コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキル

プロマネ研修でよく耳にする「コミュニケーションスキル」とはなんぞや?の
重要だと感じた要素を自分なりにまとめる。

自分を知る

コミュニケーション云々に入る前に、最初に「自分を知る」ことが、とても重要。
様々なコミュニケーション手法がある中で、自分に合う/合わないが必ず存在する。
例えば、文章で情報を伝えるのが得意な人が、言葉で情報を伝えようとすると上手く伝わらない。
それなら、事前に文章を書いておいて「読み上げる」とか、「相手に見せながら話す」とか、自分に合う伝え方を考えればよい。

合う/合わないは、情報を伝える相手にも当てはまる。
極端に言えば、感情的な人には直接話した方が良く伝わったり、論理的な人には文章のほうが良く伝わったりする。

自分を知る方法として、例えば、無料の性格診断サイトを3、4つ診断してみるのはどうだろう。
自分は、それだけでも話のネタにもなったし、学習意欲につながるようになったのでお勧めする。
人(友人や嫁)に聞くのは、今更ながらとても恥ずかしい(笑)

アクティブ・リスニング(傾聴力)

コミュニケーションスキル?と聞いたら、真っ先に「発信力(自分から情報を発信する力)」を思い浮かべる人が多いのではないか。
しかし、実際の現場で求められるのは「発信力」ではなく「傾聴力(相手の意見を聴く力)」を求める現場が多いと感じる。
ここでの傾聴力とは、相手が話しやすい環境を提供し、適切なタイミングで質問ができ、相手から意見を引き出す能力のことを。
自分から発信することも大事だが、まずは「聴く」ことがコミュニケーションの基本となる。

傾聴力の代表的な手法に「アクティブ・リスニング(積極的傾聴)」がある。
言葉と態度を通して積極的(アクティブ)に表すことで、相手が話しやすい環境を作り、相手との信頼関係を築くこと。
アクティブ・リスニングは、以下の2つのコミュニケーション手法に大別することができる。

  • バーバル・コミュニケーション(言語的コミュニケーション)
    言葉を使ったコミュニケーション手法のこと。(例えば、言葉、文字など)
  • ノンバーバル・コミュニケーション(非言語的コミュニケーション)
    言葉を使わないコミュニケーション手法のこと。(例えば、表情やジェスチャーなどで伝える)

以下にバーバル/ノンバーバルの種類を表にする。

バーバル・コミュニケーション ノンバーバル・コミュニケーション
・言葉
・文字
・印刷物(図なども含む)
・言語(英語、日本語など)
・表現方法(構文、文法、ボキャブラリ)
など
・表情
・ジェスチャー
・態度(ふるまい、しぐさ、姿勢)
・話し方(大きさ、速さ、トーンなど)
・表現方法(構文、文法、ボキャブラリ)
・身に付けているもの(服装アクセサリ、持ち物)
・環境(場所)
・相手との距離
など

▲ページの先頭へ