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HP-UX

HP-UX (Hewlett-Packard UNIX) は、ヒューレット・パッカード社(HP 社)製の UNIX オペレーティングシステム
HP-UX独自の解析ツール(性能評価、障害解析などなど)が標準搭載されており、解析に役立つ。
ただ個人で購入するには非常に高価だったり、本製品を扱うプロジェクトは大体好き勝手いじれないので学習がしずらい。
また、コマンドも引数や動作がOSSのLinuxと違うため、他のUnix/Linux系OSとは全く別物と考えてよいかもしれない(筆者はそう思う)。

よく使うコマンドメモ

ディスク容量の確認
					bdf
リソース使用状況
					# 対話式(topより詳細)
					glance
システムログ(syslog)の場所
					/var/adm/syslog
カーネルパラメータの確認
					kctune
カーネルパラメータの使用率確認
					kcusage [カーネルパラメータ名(kctune等で確認)]
物理メモリのサイズ
					# Itanium
					/usr/contrib/bin/machinfo | grep -i Memory
					# PA-RISC
					grep "Physical:" /var/adm/syslog/syslog.log 
スワップ領域のサイズ
					/usr/sbin/swapinfo -a
CPUのアーキテクチャ
					/bin/getconf KERNEL_BITS
ディレクトリ以下を再帰的に検索する ( grep )
					# 全ファイルを対象とする場合
					find ./ -name '*' | xargs grep [検索文字列]
					
					# logファイルを対象とする場合
					find ./ -name '*.log' | xargs grep [検索文字列]
ファイルをまとめて圧縮/解凍する
					# tarまとめる(拡張子を付けておくと分かりやすい)
					tar -cvf backup.tar [まとめるファイル名]
					# gzip圧縮(拡張子.gzのものが作られる)
					gzip backup.tar
					
					# gzip解凍
					gzip -d backup.tar.gz
					# tar展開
					tar -xvf backup.tar
n日前に更新されたファイルを固める
コマンド例:findコマンドで5日前(-4)に更新されたファイルを固める
					find . -type f -mtime -4 -print | xargs tar cvf `date '+%Y%m%d'`_`hostname`_log.tar
					gzip `date '+%Y%m%d'`_`hostname`_log.tar
Javaの性能調査
HP-UXの場合は、「eprof」を使用することで、JVMにシグナルを送ってプロファイルを作成することができる。 参考:HPJmeter
					# 以下Java実行時にeprof引数を渡してプロファイラ作成する
					# 作成したプロファイラをHPjmeterで見る
					/opt/java1.5/bin/java -Xeprof:file=myfile.eprof TestGetClass
					
					# シグナルでプロファイルを作成する場合は以下を引数とする
					# (比較的、負荷が少ない)
					-Xeprof:inlining=disable,time_on=sigusr1,time_slice=sigusr2
					
					# プロファイルの開始
					kill -SIGUSR1 [プロセスID]
					# プロファイルの停止
					kill -SIGUSR2 [プロセスID]
					
TCPダンプの取得方法
					# 1.トレース開始(作成されたデータはWireshark等で解析する)
					nettl -tn pduin pduout -e all -f /tmp/trace
					nettl -tn all -e all -f /tmp/trace
					
					# 2.トレース終了
					nettl -tf -e all
					
					# 3.トレースファイルのデコード(テキストにする場合)
					netfmt -NnlTf /tmp/trace.TRCxxx
					# または
					# netfmt -1Tf /tmp/trace.TRCxxx
					
					# -tn pduin pduout:LANインタフェース経由で送受信したパケットの内容を記録 します。
					# -e ns_ls_ip:IPパケットの通信を記録する。
					# -s 1024:トレースを記録する際のメッセージバッファサイズ(単位:KB)
					# -tm 1000:トレース記録用のファイルサイズ指定(単位:KB)
					# -f /tmp/trace1:トレース記録用のファイル名
					
					
					# フィルタ方法
					# 「vi TXT」で以下内容のファイルを作成する
					filter ip_saddr [IPアドレス]
					filter ip_daddr [IPアドレス]
					
					# 作成したファイルでフィルタする
					netfmt -1T -c TXT -f nettl.log.TRC0
					netfmt -lN -c TXT -f nettl.log.TRC0
teraterm等で日本語入力する
					# 確認コマンド
					stty -a
					# 設定コマンド(パリティなし、文字サイズ8ビット、8ビット目をクリアしない)
					stty -parenb cs8 -istrip

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